1956-09-10 第24回国会 衆議院 農林水産委員会台風等による農林漁業災害に関する小委員会 第2号
○田口小委員 山添総裁にお伺いいたしたいと思うのでございますが、この公庫融資で現在漁船のワクがどの程度に残っておるかという問題が一つと、それから今公庫の漁網に対する融資は化繊に限られておるようでございますが、主務大臣の指定に綿漁網ということを入れたらどうかと思いますが、この方面の資金ワクの関係を一つお伺いいたしたいのであります。
○田口小委員 山添総裁にお伺いいたしたいと思うのでございますが、この公庫融資で現在漁船のワクがどの程度に残っておるかという問題が一つと、それから今公庫の漁網に対する融資は化繊に限られておるようでございますが、主務大臣の指定に綿漁網ということを入れたらどうかと思いますが、この方面の資金ワクの関係を一つお伺いいたしたいのであります。
この事業の指定を追加するという問題につきましては、現在のものと今回の被害状況といろいろ比較検討してみますと、まず加工施設なりあるいは網ぼし場あるいは増殖施設あるいは綿漁網の問題とか、あるいは水産倉庫の問題こういうような事柄を、これは小委員会でいろいろ検討したいと思いますが、ぜひ追加をして下さいまして、そうして現在のワクでありますところの三億円ではとてもまかないがつかぬと思うのでございますから、このワク
定置関係の被害漁業者の諸君は、この機会に綿漁網から合成繊維漁網に切りかえたい、こういう希望を持っており、また漁業経営の安定の面からいたしましても、そのような方向で指導すべきだ、こう思うのであります。そこで山口県等の災害の際に出しました指定災害の農林漁業金融公庫の融資要綱の際には漁網は取り上げられていなかったわけでありますが、今回はその貸付要綱に漁網を加えられるお考えでございますかどうか。
従来の麻網や何かに比べて効果的で、刺し網になりますと、どうしても化繊でなければいかぬということになっておりますが、これは御承知のように綿漁網に比較いたしますと値段が非常に高い、従ってこういうふうに耐久力を長くして漁網の能率化をはかろうとしても、一時に金がかかるので、実は漁業者としては希望しながらそこへ行きがたい面があるのでありますが、こういうものに対してこれを対象にして貸すということは、私はこの精神
たいがいの綿漁網であれば、一漁業においてほとんどだめになるのだけれども、合成繊維の漁網は非常に耐久力があるということを、私たちも十分認識をしておるのであります。そこでできる限り合成繊維の漁網の増産計画ということについて、いろいろ相談はいたしておるのであります。
○政府委員(岩武照彦君) その点が実は問題なのでありまして先ほど申上げました意味は、一体どういうふうなところに金が要るのかという点がはつきりしませんと……、まあ私も余りよく存じませんが、今までの綿漁網を作つていた設備でそのままやれるのか、或いはそれに若干手を加えるのか、或いはそれらは駄目で、新しく編網機を入れるのか、まあそれらは私よく存じません。
その理由はと伺いましたところ、最近水産庁におきまして、合成繊維の漁網の使用に関する協議会がときどき開催される、その際農林中金の係官も出席をしてして聞いておるのであるが、水産庁の技術者の説明によりますると、この合成繊維の漁網は未だ試験の域を脱しておらんので、従来山の綿漁網に比較して絶対に優位であるという決定版は出ていないような説明であるので、農林中金においても積極的融資をする段階まで来ていないというような
内閣提出、衆議院送付)(委員長報告) 第三 昭和二十七年度分の地方財政平衡交付金の単位費用の特例に関する法律案(内閣提出、衆議院送付)(委員長報告) 第四 帽子の鉄道運賃引下げに関する請願(二件)(委員長報告) 第五 レンガ等の鉄道貨物運賃改訂等に関する請願(委員長報告) 第六 い製品の鉄道貨物運賃軽減に関する請願(委員長報告) 第七 麻綱の鉄道貨物等級改正に関する請願(委員長報告) 第八 綿漁網
久大線恵良駅附近の村道踏切にガード築造 の請願(村上勇君紹介)(第一三七号) 三二 串木野駅プラツトホームの延長等に関する 請願(床次徳二君紹介)(第三六九号) 三三 串木野駅改築に関する請願(床次徳二君紹 介)(第三七〇号) 三四 木曽川、岐阜両駅間に笠松駅設置の請願( 大野伴睦君紹介)(第一三八八号) 三五 砂川駅舎改築に関する請願(南條徳男君紹 介)(第一三九〇号) 三六 綿漁網
――――――――――――― 十二月十三日 自動車運送事業免許制度廃止反対に関する請願 (早稻田柳右エ門君紹介)(第八一九号) 大白川、只見間鉄道敷設の請願(田中角榮君紹 介)(第八五四号) 綿漁網の鉄道貨物等級改正に関する請願(平川 篤雄君紹介)(第八五五号) 石巻港開発に関する請願(内海安吉君紹介)( 第九〇九号) 同月十五日 上川口港修築に関する請願(長野長廣君紹介) (第九二七号
それに必要な施設といたしましては、たとえば焼玉機関をデイーゼルへ改装するとか、あるいは電波探知機、漁群探知機、無電施設を擴張するとか、あるいは漁船の中でも冷凍、冷蔵、防熱装置等をとにかく装備しまして、それで腐らないように、経済的に持つて来れるようにするとか、あるいは合成繊維の漁網綱も——これは試験途中にはありますが、いいものも順次でき上つておりまするし、そういうふうなものも持つて行つて、一々現在の綿漁網
それから第二点の合成繊維の問題でありますが、これは御承知のように先般綿漁網の統制が撤廃になりまして——その撤廃以前におきましても非常に漁獲とのつり合いが均衡を失しまして、漁民はますますコスト高に追われまして、非常に生活が苦しくなつているということは御承知の通りであります。
としては、そう多くを希望しても得られないのじやなかろうかということを考えます際に、この預金部資金の活用ということを水産庁はお考えになつておるかどうか、農林中金の保証によるところの預金部資金の融資を水産関係にせしめる数字が画然としておればこれはでき得る、むしろこの方がよろしくはないか、それに対して利子等の補助をするとか、めんどうを見るとかいうようなことになればまことにけつこうでありますが、合成繊維が綿漁網
ことに綿漁網の統制が撤廃された今日において、水産庁はどこを中心として動くかというと、合成繊維等について補助金とかあるいは金融の方途を講ずる、これが最大の責務でなければならないと考えているのであります。
水産資材の中でも特に綿糸、綿漁網等の取扱いについて、政府において近い機会に統制方式その他について新たなる措置を講ずるやに聞いているわけでありますが、これについて水産庁当局から御説明を願いたいと思います。綿業課長佐橋滋君。
それから第二点は、この綿漁網が八万一千円、去年の初めあたりから言えば更にまあ上つたわけでありますが、最近では八万一千から十四万、六万上つた。
勿論これは不漁その他で流出するということがなければ、耐久力がありますし、それから乾かす心配が要らないとか、漁獲が多いとか、非常なプラスはありますが、漁網も流れたりすることがありますから、そういう点での御心配はあると思いますが、いずれにしても合成繊維の生産が今すぐ上つて来れば恐らく綿漁網、綿延縄のせいぜい倍ぐらいのところにとどまるのじやないか。こう考えております。そうなりますれば相当大幅に使える。
それはどういたしましても、使い馴れた綿漁網に、そのほうに執著するということがありがちだと思います。
これによりまして綿漁網の値段も現在よりも約六割方また値上げを必要とする、こういうふうになると思います。
現在われわれが稼働船につきまして、綿漁網用といたしましていろいろの綿糸を数量的に計算いたしてみますと、やはり二千万ポンドから二千六百万ポンドあれば、大体のところ足りると思うのであります。これが先ほどお話にありましたように、毎月三万七千五百梱から五万五千梱にふえて行くということになれば、相当漁網の方にまわる数量はふえると思うのでありますが、われわれとして、まだ若干ここで不安を持つておるのであります。
最初補給金等がございましたが、これも打ち切られた結果といたしまして、非常に最近上つて参りまして、綿糸、綿漁網等におきましては約七割、それからマニラ・ロープの類にいたしましても約六割を値上げしているような状態になつております。
第三に、昭和二十五年度は水産業用資材の配給並びに鮮魚介の集出荷統制に必要な経費として、これに必要な職員の俸給その他の事務費を相当程度計上いたしたのでありますが、二十六年度におきましては、鮮魚介の統制もなくなりまして、又資材の統制も石油、綿漁網等は若干残つておりますが、大幅に少くなりましたので、必要最小限のものを残しまして、思い切つて職員も二十九に減員したのであります。
本日は主として綿糸綿漁網の問題を議題といたします。この場合委員各位におはかりいたしますが、参考人として小林政夫君の説明を求めたいと思います。参考人として招致することに御異議はありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
なおさらに経営につきまして困難をしておりますのは、一般の漁業経営は、統制撤廃後魚価は急激に暴落したにもかかわらず、燃油であるとか、そのほか綿漁網等の統制物資等の価格は、補給金の撤廃等によりましてむしろ値上りをしておるために、その経営上非常な困難を来しております。所によりましては、相当急殆に瀕しておるような状態に立ち至つております。
それからその次の十六番目の漁業用資材対策、この点も資材の配給統制と申しまするのがいろいろと整理して来ておりまして、一部には統制を解除されたような資材も出て来て参つて、だんだんとそういう傾向になるわけでありまするが、現在はおもに燃油でありますとか綿漁網等の漁具を中心にしまして、どうしても割当配給統制というものが行われなければならぬことになつておりますので、二十五年度十七名に対して二十六年度十二名、五人
その趣旨は現在綿スフ機業会、メリヤス業者綿漁網業者等に原料綿糸の不足が甚だしく、若しこの際統制を外すようなことがあつては重大なる事態に隠るので、当分の間は綿業統制を存続して貰いたいというのであります。本件は国民衣料の中枢であります綿と、輸出産業の重なる目的であります綿とに関する問題である。大企業者たる紡績業者と、中小企業者たる綿織物及びメリヤス漁網等との関係であります。